日本食品衛生学会 九州・沖縄ブロック セミナー

日本食品衛生学会九州・沖縄ブロックでは、食品衛生に関する情報共有や情報交換を行う場となるようブロックセミナーを開催しております。
 今回は今後、地球の温暖化などに伴って増加すると予想される食品の危害要因について説明し、このうち食中毒細菌などの微生物学的危害を制御するための一つの技術としてのバクテリオファージとその利用と課題についての講演を予定しております。
 また、従来の方法よりも簡易かつ迅速に同定結果を得ることができるマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析法(Matrix-assisted laser desorption/ionization -Time of Flight Mass Spectrometry:MALDI-TOF MS)が微生物同定にも利用されてきており、検査現場における課題とアプローチについて解説します。最新の技術情報を得る機会としていただき、皆様の業務にご活用いただけましたら幸いです。
多数のご参加をお待ちしております。

宮本 敬久(九州大学、(公社)日本食品衛生学会九州・沖縄ブロック長)

主催: 公益社団法人日本食品衛生学会九州・沖縄ブロック
共催: 九州大学農学研究院食品衛生化学研究室
開催日時: 令和6年6月15日(土曜日)13:00〜15:30
開催場所: JR博多シティ・9階 中会議室② (福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1)
https://www.jrhakatacity.com/communicationspace/access/
内容: 食品衛生化学研究セミナー
「食品の微生物学的安全性および品質確保に向けて」
   食の安全確保とファージ利用の科学的基盤構築

宮本 敬久(九州大学)
   ゲノム編集によるバクテリオファージ特性の改変とLLBファージの応用に関する研究

益田 時光(九州大学)
   食品分野におけるMALDI-TOF-MS微生物検査の活用

中山 素一(九州産業大学)
参加費: 無料
参加方法: fhc@agr.kyushu-u.ac.jp
上記アドレスにお申込みください。
座席数に限りがありますので、参加ご希望の方は申込みをお願いします
問い合わせ先: 九州大学大学院農学研究院食品衛生化学研究室 担当:本城、益田、佐藤
Tel: 092-802-4757または092-802-4758
E-mail: fhc@agr.kyushu-u.ac.jp