令和6年度総会・公開シンポジウム開催のお知らせ
令和5年の訪日外客数は2500万人を超え、コロナ禍以降最多を記録し、人と物の動きが活発化しました。それとともに、令和5年は食中毒の発生が相次ぎました。中には数百人規模の集団発生も起きており、令和5年の食中毒患者数は3年ぶりに増加に転じています。一方、SNS全盛の現代においては、人や物に加え、情報も一瞬で世界中に拡散するようになりました。特に近年の健康志向の高まりから、「食と健康」に関連する情報への人々の関心はたいへん高くなっています。しかしそれらの情報は正しい情報ばかりではありません。「これを食べるとコロナにかからない」「新鮮なレバーは生で食べられる」など、まことしやかな情報も巷に溢れています。このような状況において、本学会が果たすべき役割は、今後ますます大きくなっていくものと考えられます。そこで、今回の公開シンポジウムでは、我が国の食と健康を支える代表者お二人に一般の方にもわかりやすい解説をしていただくことといたしました。
青森県立保健大学の吉池信男先生には、「健康な食生活とヘルスリテラシー」と題して、食と健康の正しい情報を探り、理解し、実践することの重要性について解説いただきます。また、東京農業大学の五十君靜信先生には、食中毒予防の観点から「食品における食中毒菌制御の重要性」について解説いただきます。当日は、会員の皆さまのみならず、食と健康に関心をお持ちの方や食品の取扱いを職業とされる方々にもご聴講いただきます。皆さまが、食と健康について考える機会となれば幸いです。奮ってご参加下さい。
開催日時: | 2024年6月7日(金)12:30~16:30 | |
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開催場所: | 銀座ブロッサム中央区立中央会館 〒104-0061 東京都中央区銀座2-15-6 https://ginza-blossom.jp/ 東京メトロ有楽町線 新富町駅1番出口 徒歩1分 |
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第1部: | 公開シンポジウム(一般の方々も参加を歓迎します) | |
テーマ: | 今、改めて考える「食と健康」 | |
内容: | 12:30 開場 | |
13:00 開演 | ||
「健康な食生活とヘルスリテラシー」 | 吉池信男(青森県立保健大学) | |
「食品における食中毒菌制御の重要性」 | 五十君靜信(東京農業大学) | |
15:00 閉演 | ||
参加費: | 無料 | |
参加方法: | お申し込みはこちら | |
参加登録: | 受付をした方には、登録番号を付したメールをお送りいたしますので、当日ご持参下さい。
※ 日本食品衛生学会正会員の皆様 : 総会には多くの正会員の皆様に参加いただきたく存じます。2024年5月10日までに申し込みいただきたく、お願いいたします。 |
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第2部: | 令和6年度総会(正会員のみ)15:00~15:30 | |
主 催: | 公益社団法人 日本食品衛生学会 〒111-0042 東京都台東区寿4-15-7 食品衛生センター内 TEL 03-5811-1502 FAX 03-5811-1503 E-Mail koenkai@foodhyg.or.jp |