日本食品衛生学会ブロックイベント 食品に関するリスクコミュニケーション公開セミナー
(厚生労働省・公益社団法人日本食品衛生協会・公益社団法人日本食品衛生学会共同主催)

「安全」と「安心」は行政用語として「安全・安心」のように一括りで使われることが多いですが、「安全」は科学的根拠に基づいて客観的に評価されるものであり、安全の確保に向けた各種の取り組み(政策も含む)に対する主観的な信頼として「安心」が醸成されます。
食品の摂取に伴うリスクの低減化(安全の確保)のために、各種の規格や基準が設定されており、適宜見直しも行われます。また、その的確な運用のために信頼できる分析や評価の技術も重要です。本セミナーではそれらの理解を深めるため、行政担当者や専門家からのタイムリーな話題を含めた情報提供と、それらに対する意見交換を行います。

開催日時: 2021 年 12 月 10 日(金)13:00-17:00
開催場所: Zoomウェビナー
主催: 厚生労働省,公益社団法人日本食品衛生協会,公益社団法人日本食品衛生学会
実施責任者: 川合祐史(北海道大学大学院)
内容: 残留農薬とかび毒のリスク管理の動向:食の安心のために
1.「残留農薬等のレギュラトリーサイエンス」

穐山 浩 (星薬科大学)
2.「残留農薬の基準値の設定と海外規制の動向(仮)」

中村 俊輔(厚生労働省 医薬・生活衛生局 食品基準審査課)
3.「デオキシニバレノールの基準値の制定と試験法について」

吉成 知也(国立医薬品食品衛生研究所)
4.「食品中の残留農薬分析に関する話題」

坂 真智子(株式会社 エスコ)
参加費: 無料
参加方法: 先着200名(事前申し込み不要、先着順)
参加申し込み方法については、11月12日ころに掲載いたします。
問い合わせ先: (公社)日本食品衛生学会
東京都渋谷区神宮前2-6-1食品衛生センター内

Email : koenkai@foodhyg.or.jp