日々の生活の中で、私たちが、食品を美味しくかつ安全に摂取することは、もはや常識となっています。しかし、これは食材の生産現場から製造加工、流通保管に至る徹底した衛生管理と消費者の食品の取り扱いに関する正しい知識の醸成によって初めて成立するものといえましょう。そんな中で、最近、乳児ボツリヌス症による死亡例やポテトサラダによるO-157集団食中毒が相次いで発生しました。食のリスクを低減するために私たちは何を心がけなければならないのでしょうか?今一度皆様と考えたいと存じます。また、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けてわが国の食品衛生管理システムには、さらなるグローバル化が求められています。グローバル化を図る上で、わが国の食品安全の捉え方は、海外の捉え方と同じでしょうか?何か違いは無いでしょうか?このことを知ることがまず重要です。そこで、今回は、話題の容器包装のポジティブリスト化を例に食品用の容器包装規制の日本と海外の考え方の違いについてご紹介したいと存じます。奮ってご参加下さい。
開催日時: | 平成30年2月27日(火) 11:00~16:40 (10:30より受付) |
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開催場所: | 東京家政大学 三木ホール(〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1) TEL 03(3961)5226) ・JR埼京線十条駅下車徒歩5分 |
テーマ: | 食の常識を科学する ~東京オリンピックパラリンピックに向けた食品リスクとグローバル化 |
内容: | 1.常識としての食品リスク(仮) |
一色 賢司((一財)日本食品分析センター) | |
2.腸管出血性大腸菌O157など多発する食中毒 ~日本の食は安全か?(仮) |
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朝倉 宏(国立医薬品食品研究所) | |
3. 常識としてのHACCP(仮) | |
荒木 惠美子(東海大学) | |
4. 食品用容器包装規制における日本と海外の考え方の違い | |
野田 晴美((公社)日本食品衛生協会) | |
参加費: |
(金額には学食ランチ代500円を含みます。先着240名,定員になり次第締め切ります。) |
参加方法: |
参加申込書でお申し込みの上、参加費をご送金下さい。ただし、この申込書は仮受付で、入金をいただいてから受付したことになります。ご入金後に不参加の場合でも返金はいたしません。 |
参加登録: | 受付をした方には、登録番号を付したメールをお送りいたしますので,当日印刷してご持参下さい。 |
ご送金先: | (銀行振込) みずほ銀行・青山支店・普通預金1517700 公益社団法人 日本食品衛生学会 または (郵便振替) 振替口座番号00110-7-83579 公益社団法人 日本食品衛生学会 |
主 催: | 公益社団法人 日本食品衛生学会 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-6-1 食品衛生センター内 TEL. 03-3470-2933 FAX. 03-3470-2975 |